ボクサーの対戦

格闘技の話題について熱く語っている時、必ず議論になるのが「誰が強いか?」というテーマです。

日本の国技である「相撲」をはじめ「日本拳法」や「少林寺拳法」「合気道」に関しては体重差の無い格闘技の方が珍しく、「柔道」「レスリング」「ボクシング」など殆どが体重別に階級が用意されていて同じ体格の選手と戦う事になっています。

それ位、格闘技の世界では「体重差」がそのまま強さに繋がるケースが殆どだからです。

だからこそ格闘技ファンを熱くさせる議論が「誰と誰」が戦ったらどっちが強いか!?

というテーマなんですよね。

そこで生まれた言葉「PFP(パウンド・フォー・パウンド)」をPick upしました。

PFP(パウンド・フォー・パウンド)とは?

いきなり結論ですが、PFP(パウンド・フォー・パウンド)とは?

異なる階級の選手を比較、対比する方法を指し示すものとして1950年代初期に『リング』誌の初代編集長ナット・フライシャーによって造られた用語になります。

英語表記をすると「Pound for pound」です。

中には「P4P」と表記する人もいます。

PFP(パウンド・フォー・パウンド)とは?ボクシング雑誌の編集長によって生まれた造語という事は分かりましたが、知りたいのはその意味ですよね?

それが次になります。

PFP(パウンド・フォー・パウンド)の意味

FIGHTERイメージ

例えばボクシングでは男子のプロボクシングは17階級に別れており、当然強い相手を避けるために階級を上げたり下げたりするのも戦略の一つです。

当然、生まれ持った体格があるので比較的小さいアジアの強選手と比較的大きい欧米の強選手が戦ったらどっちが強いのだろう?

と男なら考えてしまうテーマでもあります。

体重差がそのまま大きなハンデになるので対戦することはありえないのですが、

仮に同じ体格(同じ身長・体重)で戦ったら最強なのは誰なのか?を示したのがPFP(パウンド・フォー・パウンド)です。

つまり、体重差(体格差)が全くない状態だったら誰が一番優れた格闘家なのか?

を示す夢のランキングがPFP(パウンド・フォー・パウンド)の意味です。

余談ですが、元々はボクシングの名王者「シュガー・レイ・ロビンソン」の強さを称えるニックネームとして生まれた言葉でもあります。

では実際にどうやって決めているのでしょうか?

それが次になります。

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ボクシングPFP(パウンド・フォー・パウンド)の決め方は?

ボクサーの対戦
さて、あなたがPFP(パウンド・フォー・パウンド)という言葉を聞いたのはどういった格闘技でしょうか?

おそらくボクシングではないかと予想されます。

それではボクシングでPFP(パウンド・フォー・パウンド)はいったいどうやって順位が決まるのでしょうか?

結論ですが「リング」誌の有識者による「リング格付け評議会」を行い、各有識者の投票によってPFPが決まります。

ちなみにリング誌ですが、1922年にアメリカで創刊されたボクシングのみを取り上げた月刊誌で「ボクシングの聖書」とも言われています。

そんなボクシングに目の肥えた有識者による投票ですから、本当にこのランキングが純粋に強さのバロメーターとして使われることにもなっています。

某スポーツ紙の様に贔屓の選手があってランキングが異なる。では話題にもならないですからね。

そんな真の強さを示すランキングに日本人は入ったことがあるのでしょうか?

それが次になります。

PFP(パウンド・フォー・パウンド)ランキングに入った日本人

文字通り最強を示すランキング「PFP(パウンド・フォー・パウンド)」。

ランキングはTOP10まで発表されています。

日本人の世界チャンピオンでは

  • 三階級制覇 長谷川 穂積
  • 神の左 山中 慎介
  • 世界が認めるボクサー ファイティング原田
  • 13度防衛 具志堅 用高

そうそうたる名前がランキングに入っているのかと思いきや、この中でランキングに入ったことがあるのは
2015年5月に発表された山中慎介氏のランキング10位です。

そして、2016年6月に内山高志氏(同じくランキング10位)が入った実績があります。

このランキングを大きく上回ったのが”モンスター”こと井上尚弥選手

なんと堂々のランキング4位
2019年5月20日発表のPFP(パウンド・フォー・パウンド)ランキング

ちなみに井上選手の上にランキングされた選手ですが上から
1位は「精密機械」こと、世界最速の3階級制覇王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)。

2位はWBOウェルター級王者のテレンス・クロフォード(米国)。

3位はミドル級3団体王者カネロこと、サウル・アルバレス(メキシコ)

中量級以上の錚々たる世界トップファイターが名を連ねた中に軽量級の井上尚弥選手が選ばれているのでいかに快挙か分かります。

井上尚弥選手もツイッターで喜びを表現していますね。

個人的には将来的に1位にランキングされてもおかしくない選手ですので今後が楽しみです。

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